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八重山旅行記その7 ―川平湾、夏の夜のお楽しみ―

旅行最終日の夜のはなし。

吹通川観光の方からカヌーツアーのお土産にパイナップルとドラゴンフルーツを頂き、民宿の冷蔵庫で冷やして切ってもらい、食後に他のお客さんたちと一緒にたらふく堪能。すっかり顔なじみになった面々とも、明日でさよならなのだ。やっぱり寂しい。名残惜しく、食後もなかなか席を立てない。相方のほうもちびちび泡盛を呑んだり、三線を触ったりして、なんとなく過ごしていると、子供同士仲良くなったご家族が川平湾に出かけるとのこと。うちのチビも行きたがり、夜は宿からぜんぜん出ていなかったので、せっかくだから・・と、一緒についていくことに。

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川平湾周辺は住宅地ということもあり、夜は灯りも少なく、満点の星空が見える。空にとても近い感じがするほど、身近に星を感じることができるのです。皆で空を見上げながら川平湾へ。有名な観光スポットなだけあって、ライトアップされてて、いい感じ。ゆっくりと波打ち際を歩いていくと、小さなカニや舌平目の赤ちゃん、エビの赤ちゃんなどがいて、獲って観察してみる。すると、珍しいヤドカリのお引越しを発見! しかも見たこともないほどの大きなヤドカリ。お引越し終了後に手にとって見ると、引越し先の貝が小さいような・・。なんとなく居心地悪そうにしているで、放してやる。

そんなことをしながら、どんどん歩いていくと、暗闇でハーモニカを吹く人がいたり、海辺でゆんたくしている若者がいたりして、今更ながら「夏やな~」と思ってみたりした。10時も過ぎて、幼児たちが眠がってきたので、そろそろ・・と帰りだすと、これまた見たことのない大きなこうもりやヒキガエルと遭遇! 夜になると昼間は見かけない面白い生き物がいるらしく、一緒に行ったご家族のご主人は夜な夜な生き物探索に来ていたそう。うちの相方も「もっと早くわかってれば!」とちょっと悔しそうだった。

民宿に帰ると、宿のスタッフの方々と近くの水産試験場の方々がサバニ船のテーブルでゆんたくしていた。「花火やりませんか~?」と誘っていただいて、チビたちと一緒に花火。ホントにいい思い出をありがとう~。ちなみに、「ゆんたくしてたんや!」とうらやましく思う相方、チビを寝かしつけた後、急いでゆんたくに参加してました。最後の最後まで楽しい思い出ができてよかったです。
(klokken)
by ichinichisya | 2006-07-23 21:56 | 旅のはなし


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