島根・出雲民藝館

f0045982_21272484.jpg出西窯「炎の祭り」の帰り、出雲民藝館に立ち寄りました。出雲民藝館は地元の豪農・山本さんのご自宅の一部を借りて民藝館にしているのだそう。凛とした山本邸の雰囲気を、当時の倉敷民藝館の館長だった外村吉之介さんがとても気に入り、ぜひとも民藝館に、とのことで今に至るそう。






f0045982_2129699.jpg民藝館本館は、もともとは米蔵だったそうで、ひんやりとした空気が漂うのは、そのせい?けど、太い梁、高い天井のこの空間は、とてもすてきでした。民藝館でひときわ目を引くのは「野壺」。ものすごく大きく力強いのが、この民藝館の雰囲気にぴたりと合うんです。出雲民藝館に行ったならば、ぜひ見て欲しいもの。また、出雲の藍染もこの地方と京都にしか残っていない技法で、板と板の間に布を置き、それを藍の中に入れて染め抜くというもの。通常よく見られる、糊をつけて染め分ける技法に比べると、かなり手間がかかるということで、この技法は一度は衰退してしまったそうなのですが、出西織の多々納桂子さんが復元。その作品を展示されているのですが、モダンでとてもよかったです。
また、事務局の方が丁寧に説明してくださるのも、この民藝館ならではなのでは? 短いながらも良い時間を過ごすことが出来ました。もし出雲民藝館に行くなら、「民藝2006年5月号」を見ていくと、より面白いです!
(klokken)
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by ichinichisya | 2006-11-20 21:33 | 旅のはなし


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