器が充実しはじめたこと
それから仕事でご一緒した
料理研究家の先生の影響もあって
料理がおもしろくなってきました。
いや料理が嫌いだったわけじゃないんですよ、
ただ忙しいとつい面倒になって
作るのはマンネリ料理ばっかりだったのです。
先生は「どこにでもあるもの」でおいしくする天才。
成功の秘訣は段取りと、下準備のひと手間、そしてだしにあると
キッチンでしみじみと感じ、実践してみたらば
みるみるぐんぐんおいしくなりました。
だしは家庭でさくっとできるようにごくシンプルに
かつおぶしを細かくして粉だしにしたり、鶏肉でとったり…
けどこれで味が格段に違う。だし、恐るべし。
だしさえあれば、何もかもがうまくいく気がします。
晩ごはんは、ぶり大根、大根の葉はベーコン炒め。
ぶり大根を作るのはひさしぶり、
昆布だし+はちみつで炊いたのがよかったようで
脂もしみだしてまろやか、だしも最高においしかった。
「おいしい料理が作れたらどこでだって生きていけるのよ」
波瀾万丈な人生を送ってこられた、先生の言葉が心に響きました。
これからも胸に留めて、楽しみながら精進します!(orange99)