『ナルニア国ものがたり』

f0045982_1221688.jpg子どもの頃は縁がなくて読んだことがなく
『ナルニア国ものがたり』をはじめて
読んだのは昨秋のこと。(また図書館)
シリーズ全7巻中、ようやく4冊目
『馬と少年』に手を出したところです。

まだ全巻読破してないのになんですが、
第一作目『ライオンと魔女』は
出色の出来映えですよね。
スターウォーズでいえばまさしく
エピソード4(第一作)のよう。
もぐりこんだ衣装だんすから雪深い森に
つながるはじまり、銀世界にぽつんと灯る
街灯、親切なビーバーの夫婦、子どもを誘惑する魔女、そしてライオンのアスラン…。
エピソードすべてに胸が高鳴ります。
瀬田貞二さんの訳もとても美しくて好き。


先週『世界ふしぎ発見!』がナルニア特集でした。
学者だった作者のC.S.ルイスはある時、
疎開してきた親戚の子が衣装だんすをじいっと眺め
“なかにどんなものがあるか”空想している姿を見て
子供はなんて想像力が豊かなんだろう!と、心を動かされたそうです。

そうして衣装だんすから、ルイスは壮大な物語を描き出しました。
衣装だんすから、ですよ! どの家にもあって毎日使っているものからです。
(ドラえもんの机の引き出しと重なりますね)
物語の冒頭を重なるメモを走り書きしてから6年後に、本ができます。
6年の歳月をかけて、練りに練って丁寧に書き上げられたことが
よくわかって胸が熱くなりました。(最近、涙もろい…)
世界中の子供達に普遍的に愛されるなんて、すごいことです。

アイルランドの子供たちが「妖精を見たことあるよ!」って
みんなして話していたシーンも素敵でした。
おとぎの世界と今もつながってるんですね。
映画はどんなふうに魅せてくれるのか、楽しみ。早く見たいです。
(orange99)
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by ichinichisya | 2006-02-22 01:45 | 本のはなし


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